コスメ販売担当者なら知っておくべき新商品の売り方

こんにちは。
高橋聡です。

今回は新商品コスメのネット販売方法について学んでいきたいと思います。

コスメの新商品は年間3,000個前後発売されています。
つまり単純計算で毎月250個の新コスメがリリースされている計算になります。

あなたは、このプロモーション合戦に勝たないといけないため
新コスメが、売れるかどうか心配になるかもしれません。

この過当競争の中、新コスメがネット通販で勝ち残るためにはどのようにすべきでしょうか?

大企業の様に新コスメ発売に向けて莫大な広告予算を投資できるなら
輝かしい売り上げを達成することができるでしょう。

しかし、世の中不景気です。

今回はコスメ販売担当者として
手持ちの予算と人員でいかに最大の売り上げを目指すべきか考えてみたいと思います。

絶対やってはいけない。既存コスメの予算削減

私はこれまで累計数百サイトをディレクションしてきたわけですが、新コスメ広告予算を確保するために、既存コスメの広告予算を削減したことが新コスメに対しても致命傷になったケースを目の当たりにしたことがあります。

下記のケースが、いまのあなたの行動に当てはまらないか確認してください。

その1 ドメインパワーをゼロにする

あなたは、新規コスメのpr予算を確保するために、既存コスメpr予算を削減するべく既存サイトを閉鎖してませんか?またはしようとしてませんか?

もし、既存コスメサイトを閉鎖してしまうと、数年間にわたって大切に育ててきたドメインの力がゼロになってしまいます。

新規ドメインでサイトを新設した場合、人気キーワードで上位表示されることはまず、ありません。
なぜなら、オールドドメインの方が信用度が高く、グーグルもウェブサイトとして高く評価するためです。

その2 ブランディング力を激減させる

あなたは、数年間コスメを売ってきたので、コスメの名前もそこそこ浸透してきたことでしょう。
しかし、あなたはまだまだ売上を伸ばす必要があると思い、新規コスメ1本で勝負しようと考えました。

そこで、あなたはサイトをまるまるリニューアルしてませんか?、またはしようとしてませんか?

ドメイン、サーバー、サイトまで全てリニューアルすることは、ウェブの世界では初めて誕生するサイトとみなされます。ブランド力まで激減させてしまうことになるでしょう。

いかがでしたか?
あなたの行動は、いずれかに当てはまりましたか?
もし当てはまってしまった場合は、かなりマズい状況です。
イチから勝負するつもりでプロモーションしていきましょう。

新コスメは最初からネットで爆発的に売れるわけがない

新コスメは最初から爆発的に売れると思わない方がいいです。

あなたは、「競合他社が販売している類似コスメはネット販売では淘汰され、本当にいいコスメ、いい訴求をしているコスメが必ず生き残ります。だから、わが社の新コスメは本当にいいコスメなので、ネット販売で生き残るためのプロモーションを続けます!」

とまわりに伝えるべきです。

もし短期決戦で売る必要があるのならば、あなたは、ネット販売だけに頼らずマスメディアのTV広告なども使って大々的にプロモーションすべきことを提案すべきです。

企業戦略として3億円位は広告予算を投入しない限り、初月数千本の売り上げを目指すことはできないと考えるべきです。

新コスメをコンスタントにネットで売る方法

新コスメをコンスタントにネットで売る方法を単刀直入に言います。

バーターです。

今売れているコスメに、新コスメのサンプルをつけまくってください。

そして、既存コスメのランディングページ下枠に新コスメの情報を掲載するのです。

さらに

あなたは、自社のすべてのサイトに新コスメの掲載およびコスメの情報をSNSで毎日拡散しまくるのです。

地味で、鉄板の方法ですが、あなたのすべきことはこれしかありません。

あなたは、当たり前のことを、当たり前にやるべきなんです。

また、新コスメのネット販売には恐ろしい法則があります。

それは「拒絶反応の法則」

新コスメは興味をもってもらえますが、それと同じくらいネットで購入する前に拒絶反応が起きます。

拒絶反応とはつまり「新コスメ出たんだぁー。でも、本当にいいコスメなのかなぁ」とユーザーが疑問に思ってしまうのです。

これが、「拒絶反応の法則」

この「拒絶反応の法則」をうまく回避する方法があります。

それこそ、既存コスメの絶大なるパワーを借りるということです。

既存コスメを数年間販売しているのであれば、累積PV/UU数は計り知れません。

また、累計販売数もすごい数になっていると思います。

その既存コスメが頑張って築いてくれた信頼にあやかってあなたは新コスメをアピールすべきです。

特に女性は、新商品が大好きです。

新コスメを販売する際は、営業戦略だけでなく、Webマーケティング・Webプロモーションもしっかり考えましょうね。

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