みなさまこんにちは。
高橋です。
本日は景品表示法について学んでいきたいと思います。
景品表示法とは?
景品表示法とは正式名称を不当景品類及び不当表示防止法といいます。
この法律は、商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護することを目的としています。
ライティングの際に注意すべきポイント
ライティングをする際には、不当表示にならないように注意する必要があります。
不当表示の種類(第4条第1項)に該当しないか、必ずチェックしてください。
・著しく優良と誤認させる文章になっていないか?
・商品などの取引条件が有利であると誤認させる文章になっていないか?
・上記のほか、取引に関する事項について一般消費者に誤認を与える文章になっていないか?
(参考:消費者庁HP)
景品表示法に該当すると?
都道府県知事または消費者庁長官による措置または措置命令がなされます。
消費者庁長官(政令により委任)による措置または措置命令(景表法第6条)
• 不当表示を行っていたことの公示
• 再発防止措置
• 不作為命令
※ 命令違反については、2年以下の懲役又は300万円以下の罰金(併科あり)。
法人は3億円以下の罰金都道府県知事による措置または指示(景表法第7条)
※ 指示違反の場合、知事は消費者庁長官に措置請求
(参考:消費者庁HP)
景品表示法違反の具体的事例
(URL:http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/)
景品表示法違反の場合、消費者庁から景品表示法関係公表資料として情報公開されます。
ココナッツオイル社の事例
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/160331premiums_1.pdf
まとめ
コンテンツとして記事風に効果効能を表現すれば大丈夫!
なんて安易な考えで施策を行うのは大変危険です。
今回の事例のように、オウンドメディアだからといって効果効能をうたってはNGです。
科学的根拠の無い記事はNGです。
しっかりと信ぴょう性のあるメディア運用を心がけてくださいね。
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