みなさまこんにちは。
WEBディレクター、高橋です。
4月に予算会議を予定している企業、多いですよね?
予算会議に向けてマーケ担当者もウェブ担当者も
「他社はどの位予算確保しているのかなー。」って気になりませんか?
予算会議に向けてWEBディレクターも
「今年は予算どの位で提案しようかなー。」って気になりませんか?
景気、いいですよ。
だから、各社広告予算を昨年よりも確保する傾向にあります。
この状況から判断すると、今期広告予算を削っちゃうと競合他社に負けちゃうかもしれません!
それでは、予算会議に向けて参考になる国内の広告予算の状況を一緒に見ていきたいと思います。
2015年総広告費は6兆1,710億円
2015年総広告費は6兆1,710億円とのこと。
2015年は昨年よりも予算を多く取った企業が多かったようです。
よかったよかった。
2015年と比較して2016年の方が景気が良いと感じている人が多いというデータもあるので、2016年も引き続きこの傾向は続くと思われます。
インターネット広告費が、二桁成長でけん引
更に、インターネット広告媒体費とインターネット広告制作費について重点的に見ていきたいと思います。
インターネット広告媒体費 9,194億円(同111.5%)
・アフィリエイト広告が堅調に推移。
・枠売り広告は、ポータルサイトの中面(トップページを除く第二階層以下のページ)や一部のトップ面に加え、ソーシャルメディアでも運用型広告へのシフトが進んでいる。
・コミュニケーションアプリ系メディア、キュレーションメディア、専門領域特化型メディアなどでは持続的な成長が見られる。
・デバイス別では、スマートフォンが着実に伸長。
・また、動画コンテンツの視聴環境のクロスデバイス化や多様な動画広告メニューの登場により、動画広告市場が急伸。
(参考:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0223-008678.html)インターネット広告制作費 2,400億円(同105.5%)
・引き続き制作単価は低下したものの、案件数は増加。
・モバイルアプリ、ウェブ動画、ソーシャルメディア連携ページなどの制作が増加した。
(参考:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0223-008678.html)
インターネット広告媒体費とインターネット広告制作費ですが、どちらも市場として成長しているのが分かります。
市場として成長している理由は、ユーザーが情報を取得する方法として紙媒体よりもインターネットにシフトしているからですよね。
よく見られる場所に広告を出稿するという、マーケティングとして王道手段かなと思います。
景気が上向いてきた業種
精密機器・事務用品
情報・通信
エネルギー・素材・機械
食品(通販系サプリメント、健康食品)
交通・レジャー
(参考:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0223-008678.html)
この業種の中で、私のクライアントが多い食品(通販系サプリメント、健康食品)業界が入ったことは嬉しい限りです。
確かに、健康に気を使う人が増えてきたので、景気が上向いていく傾向はしばらく続くと思います。
予算確保のための資料作りの根拠データとして活用して頂ければ嬉しいです。