リワード広告とは
リワード広告とは、アクセスしたユーザーに一定の報酬を与える広告のことです。
リワード広告を行うと、App StoreやGooglePlayでランキングを簡単に上げることができます。
なぜなら、ダウンロードするだけで一定の報酬を受けることができるため、小遣い稼ぎでダウンロードするユーザーが後を絶ちません。
そのため、リワード広告を行うとダウンロード数でランキングを決めているApp StoreやGooglePlayで上位に表示されてしまうのです。
リワード広告は原則禁止
リワード広告は原則App StoreやGooglePlayで禁止されています。
しかし、アプリ制作会社としては、App StoreやGooglePlayで上位に表示されないと死活問題。
そのためリワード広告を行わないとランキング上位から転落してしまい、売上が上がらなくなってしまうという葛藤があるのもまた事実です。
実際に、minneはリワード広告を止めて、赤字になってしまいました。
(参考:http://app.tokyo/2016/02/09/6172/)
リワード広告の功罪
リワード広告は、広告費を多く捻出できる企業に有利で、ランキング操作が可能なマーケティング手法です。
WEBディレクターとしたら、どんな手段を使ってでもアプリを広めたい!と思うマーケッターの心情が痛いほどわかります。
リワード広告を行えば、ランキング上位に表示されてダウンロード数が伸びるのですから。
そのマーケッターの思いを叶えるリワード広告はアンフェアな方法である・・・これまた難しい問題ですね。
現状App StoreやGooglePlayがフェアなランキングとは言えない状況であるのは事実です。
例えば、ランキングをダウンロード数だけで決めないような評価方法の改善策、ランキング上位に広告枠を設置するなどの対応が今後求められるかもしれませんね。