PDCAはもう古い!これからのPDCAのあるべき姿とは?

PDCAサイクル

こんにちは。
高橋聡です。

今回はPDCAサイクルについてお話させて頂きます。

なぜ、PDCAがうまく回らないのか

「PDCA」回すぞ!と息巻いてたのに失敗した原因を探ってみたいとおもいます。
例えば、こんなことに思い当たりはありませんか?

・計画に時間がかかる
・実行しない。結局計画倒れになる。
・どこを改善すれべきか分からない
・改善すべきところは分かっているが、活かせていない。

新規サイト制作段階ではPDCAのことまで考えない

新規サイト制作段階ではPDCAのことまで考えないのがコツです。

新規サイトは企画からリリースまで最短、最速で走るべきです。

なぜなら、機会損失が一番怖いからです。

リリースしてからが勝負であることを心得る

グロースハックさせたいなら、リリース後に爆速でPDCAを回していくしかありません。

1日1改善をノルマとしましょう。

1日1改善を超えるようなら、業務過多なので他のディレクターをアサインすべきです。

1人のWebディレクターがすべてのフェーズを担当し、PDCAをひたすら回す

1人のWebディレクターが企画、デザイン、コーディング、分析のすべてのフェーズを担当し、PDCAをひたすら回すこと。

年間200日稼働日があるなら、1年で200個の改善ができる計算になります。

ただ、このやり方は、ディレが企画、デザイン、コーディング、FTPアップ、分析まで全部できることが前提。
私はこちらのやり方でやっています。

どうしても自分のスキルよりはるか上を求められる改善である場合、爆速で対応できるデザイナー、コーダー仲間に頼っています。

ちなみに、アナリストには基本頼りません

なぜなら、アナリストの8割(あくまで私が出会ってきた中での統計)が「批判家」「批評家」で、自分では何もしないのに、いちゃもんだけは一丁前に述べるからです。

的を得ていない指摘はモチベーションが恐ろしく下がりますので聞く必要はありません。

ただ、腕のいいアナリストも世の中に存在していることは補足させてください。

腕のいいアナリストは、ディレの改善したいポイントをまず聞いて、その改善がいかに正しいか数値から正当性を根拠つけてくれることでしょう。

心強い仲間になってくれるので本当に助かります。

腕のいいアナリストは大抵高給取りで大手企業に所属していることが多く、企業が絶対手放さないので出会うことはごく稀です。

このPDCAサイクルが、これからのPDCAのあるべき姿だと思っています。

フルスタックWebディレクターがいない場合はチームで回す

PDCAはチームで回す
もしフルスタックWebディレクターがいない、または見つからない場合は、チームを組んでPDCAを回す必要があります。

チーム体制は
・ディレクター
・デザイナー
・フロントエンドエンジニア
・アナリスト
がチーム編成としては最適かと思います。

チームの場合は、ディレクターがしっかりと複数改善箇所のネタを持ち、1タスクが終わったら次のタスク・・・とタスクをガンガン提示できないと、他のメンバーが暇になってしまうので注意しましょう。

通常このやり方が一般的かもしれませんが、人が増えれば必然的にコミュニケーション時間も倍々で増えます
そのため、PDCAサイクルのスピードがどうしても落ちてしまいます

PDCAサイクルのスピードが落ちるということは、競合他社に最悪負けてしまうことにつながりかねません。

PDCAサイクルの具体的なやり方

・PLAN:計画は1日1改善
・DO:1改善やり遂げることを宣言する。1改善しかできないことをとにかく周りに啓蒙する。1改善をとりあえず実行する。「文章を一文加える。」「女性の写真をメインビジュアルに追加する」くらいの改善からで全然いい。
・CHECK:改善前、改善後を比較して第三者にどっちがいいか聞いてみる。
・ACT:改善後が良いという第三者の意見が多かったら、とりあえず変えてみて経過観察してみる。

PDCAサイクルを回すためのポイント

・本日の改善が早く終わった場合、明日以降の改善箇所の洗い出しをひたすら行う(ネタのストック)
・それでも時間が余ったら、次の改善に進める。
・改善が終わってないなら、絶対次の改善に着手しない。
・改善が実現不可能、実行不可能になることがある。その時は潔く改善を諦める。他の改善に気持ちを入れ替える。

いかがでしたか?
少しでも日々の業務の参考になれば嬉しいです。



関連記事一覧

PAGE TOP